カリエールモーション フォローアップセミナー / 3月6日〈受付終了〉

・pH.D.Degree(Cum Laude)University of Barcelona(UB)2006
・DDS degree by the University Complutense of Mdrid(UCM)
・MSD degree by the University of Barcelona(UB)
サジタルファーストフィロソフィーとは、クラスⅡクラスⅢ症例の治療を標準化・単純化する事で、治療期間の短縮をアプローチすると言う、画期的なフィロソフィーです。
このフィロソフィーに基づき、上下顎の前後的関係を是正するため、ブラケットやアライナーを装着する前の段階でカリエールモーション3D装置を使用して、3~6ヶ月の間にクラスⅠを構築します。
治療において難しいとされる部分を最初に解決することによって、治療期間を大幅に短縮できると言う考え方です。
1ヶ月に約1mmほどの改善が目安となりますが、患者さんの症状によって異なります。また、上下にかけるゴムの力を利用して動かしていますので、このゴムの協力度によってその期間が左右されます。装着期間は3~6ヶ月程度の見込みです。次の症例は実際の一例です。
犬歯と第一大臼歯のⅡ級関係が見られます。
また、前歯に過度なジェットが見られます。
上顎の犬歯と第一大臼歯に、カリエールモーションを接着。
下顎の第一大臼歯には、チューブを接着。
なお下顎は固定源として一塊にするため、アライナー(硬めのクリアリテーナー/スプリント用のシートで製作したマウスピースなど)を装着します。
※この時、リンガルアーチを選択する場合もあります。
カリエールエラスティックを使用し、3か月経過の状態。
第一大臼歯と犬歯の咬合関係にリラップスを想定したオーバーコレクションが見られます。
カリエールモーションをはずしたその日に、ブラケットとワイヤーを装着し、4か月経過の状態。
治療の終了にて、ブラケット除去直後の状態。
臼歯と犬歯の咬合関係がⅠ級に仕上がっている状態が見られます。