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CARRIERE

上顎7番萌出時に上顎6番が遠心移動すると、上顎7番に引っかからないのでしょうか。
上顎臼歯の萌出は、通常遠心方向に向いているので殆どのケースでは引っかかりません。 第二大臼歯の萌出方向が近心に向いている症例には、配慮が必要です。
遠心移動の可否の判断はどのようにしているのか。(何分析をもちいているのか)
可否の判断の基準として、セファロ分析での診断は行なっていません。
上顎6番へのボンディングは上顎6番の理想的位置につけるのか。
ローテーション、ティッピング改善や、アップライトしていくために、ボンディング位置の工夫はしていません。
8番の抜歯は行うのか。
遠心移動が必要な量や、臼歯の近心回転の有無を勘案し必要なケースでは8番抜歯または7番抜歯を考えるケースもあります。
トラブル、失敗の起きやすいケースはどのようなものがあるか。
固定源となる下顎歯列に唇側傾斜がみられる場合や叢生が重篤な場合は難しいと思います。また、犬歯が二級ゴムにより挺出する傾向がありますので、既に犬歯の垂直的披蓋が深い症例は難しいです。また、バッカルクロスバイトなどで、幅径のコーディネーションが必要なケースは事前に改善させておいた方が良い場合もあります。
7番萌出前にカリエールを使用して、7番萌出がされなかった例はありますか。
ありません。
カリエールを使用する際、下顎にEssixを使用するとフレアリングがほとんどしないと 聞きましたが、下顎自体が前方へ適応も含めⅡ級が改善したという症例はありますか。
顎間ゴムを使用する場合は、やはり多少のロスはあると思います。二級ゴムを使用する期間が長くなる分当然ですが、3ミリの遠心移動を行なうケースよりも5ミリの遠心移動を行なうケースの方が、アンカレッジロスは起きやすくなります。
上顎7番が頬側へ転位している症例も同様に使用できるのでしょうか。
カリエールモーションは、近遠心的なディスクレパンシーを改善するものです。幅径の調和がとれていない症例の場合は、別途のメカニクスが必要になります。近遠心方向の改善を、幅径の改善の先に行なう場合もあれば、その逆のケースもあります。上顎7番が頬側へ転位している症例では、まずそこを第一大臼歯にセットされるTPAと6-7間のセクショナルアーチを用いて改善させた後にカリエールモーションを用いることもできます。
将来的に上顎8番は抜歯する必要が多いのでしょうか。
少ないです。
7番萌出前がタイミングとしてベストということですが、成人の場合の年齢的なことや禁忌症を知りたい。
成人症例は何歳位でも使えると思います。当然、歯周組織と歯が健全であることは最低条件ですが、適応症に沿ってご使用下さい。
4番・6番に装着する場合と4番・7番に装着する場合の選択方法の違いはありますか。
4-7に使用すると、患者さんの違和感が大きい場合がありますので、頬粘膜や頬筋の強さなどを考慮して下さい。
8番を抜くのはどのような条件でしょうか。
遠心移動量が5ミリ以上で、8番の歯冠が7番の歯根1/2以上歯冠側の位置に達しているケース。
簡単に抜歯できない時はどうしているのでしょうか。
他の治療計画と比較検討します。
遠心移動後、BKTでの矯正治療の際、Ⅱ級ゴムだけだと大臼歯が近心に戻ってきてしまうのではないか。
その様な心配があるケースでは、遠心移動後にTPA, Headgear, TADなどで対処します。
ゴムの使用協力が少ないなど以外で、動かない理由はありますか?
カーブオブスピーがきつく、上顎の最後臼歯が下顎臼歯と干渉している症例。ゴムの使用時、下顎を前に出してしまいゴムの力が  弱くなってしまう事があります。(下顎を前に出さないよう指導をして下さい。)
カリエールの外し方はどうすればいいのでしょうか。
ブラケットリムービングプライヤーを使います。
上顎大臼歯を遠心移動しなかった場合と比べて、多くの症例で将来の上顎第3大臼歯の抜歯が困難になっていると思います。保定時や保定後に第3大臼歯の抜歯を勧めているのでしょうか?それとも第3大臼歯の事には触れずに保定終了としているのでしょうか。
上顎第三大臼歯の抜歯に関しては、遠心移動の量多い場合は抜歯の可能性は説明された方がいいと思いますし、そのタミングは必要な遠心移動量によって変わってくると思います。矯正治療におけるリテーナーの着用、もしくは保定治療にはおわりはなく、抜歯もしくは非抜歯に限らずライフタイムで必要であると認識しています。
成長のない成人の場合、何mm位までの遠心移動が可能なのですか。?それとも第3大臼歯の事には触れずに保定終了としているのでしょうか。
症例によって異なると思いますが、現実的には5ミリ程度のものであれば躊躇なく選択肢として考えます。
カリエールを装着した患者の治療間隔はどのくらいで、どのようなチェックをするのか。?それとも第3大臼歯の事には触れずに保定終了としているのでしょうか。
6週間に一度確認しています。
下顎にアライナーを使用する時のアライナーの厚みは?
エシックスの040のものを使用しています。
上顎にカリエールを使用した時に下顎にもクラウディングなどがある時はどのような選択をとったらよいか?
叢生がシビアな場合は、TADなどを組み合わせることもあります。
上顎3番のローテーションがひどい時はカリエール事態を曲げて調整するのか。
4番のモーションを考えることもあります。
上・下にカリエールモーションを使用する時は必然的にTADですか。
二級ゴムを使ってから三級ゴムを使うような方法もあるようですが、私は時々TADを用いています。
カリエールが脱離してしまった時再ボンディングしてよいのですか。
再ボンディングすることもあります。
下顎のアンカーとして使うのはリンガルアーチとクリアアライナーではどちらがよいですか? 論文でクリアアライナーの方がフレアアウトも挺出もなくて良いとの話がありましたが、使い分けがありましたら教えて下さい。
アンッカレッジはアライナーの方が強いということですが、臼歯の近心回転が起こることがありますので、必要に応じて症例を選択してください。
混合歯列期後期、上顎7番の未萌出時期が適応時期として最良とのことですが3~6番を遠心移動により上顎7番が萌出遅延や埋伏してしまうことはないのでしょうか? 3~6などでまだ4番.5番の萌出が完成していなくても、歯胚や根の位置に問題は出ないのでしょうか? 上顎3番の支配が上顎2番の根に近接し、歯根吸収が懸念されるため上顎6番をHGで遠心移動することがあります。そのような患者さんにD、E、6番などでMOTIONを適用することは可能でしょうか。
臼歯遠心移動が7番の萌出遅延を引き起こすことはあると思います。
Ⅱ級2類など犬歯にカリエールモーションを付けると遠心傾斜をするのでディープバイトケースを治すとき、不利になると思うのですが上顎4~6で装置を付けた場合上顎3~6で長さを付けるのと比べて問題点がありますか?
4-6にモーションを使用した際に、顎間ゴムの距離が短くなる分効果を実感するのに少し時間がかかるように思います。
成人でカリエールよりFUllDBSに移行する場合、遠心移動して上顎3~7番はどのように押さえておくのですか?
パラタルバーやアンカーベンドなどを用いています。

EFLine

症例及び口腔容積や幅径などで、適宜、装置を選択した際、その装置のバイトプレートが足らない時の対処・工夫は? あるいはこの場合、EFは使用不可か?
年齢と不正咬合で選ぶ。例えば7歳の子供がいる。年齢の割に歯が大きい。通常はスタートを使用するが、この場合Tスリムを使用すれば良い。10歳でそろそろ第二大臼歯は生えてくる症例。この場合もアーチが大きい為、EFガイドから始める。アーチフォームに合った物を使用する。
バイトプレートが足らない事から、開口が助長される事が想定される場合の対処・工夫は?   あるいはこの場合、EFは使用不可か?
年齢と不正咬合で選ぶ。例えば7歳の子供がいる。年齢の割に歯が大きい。通常はスタートを使用するが、この場合Tスリムを使用すれば良い。10歳でそろそろ第二大臼歯は生えてくる症例。この場合もアーチが大きい為、EFガイドから始める。アーチフォームに合った物を使用する。
症例で適宜、装置を選択した際、その装置のティースシェープが、患者の歯牙の形態に著しく合わない場合の対処・工夫は? あるいはこの場合、EFは使用不可か?
心配していない。ティースシェープは現存の歯列の歯よりも大いと想定して作っている。歯の方が大きい場合もあるかもしれないが、今まで見たことがない。 ティースシェープの目的は、その形に合わせるわけではなくて、ただガイドしているだけだから咬まない。より精密におこないたいということであれば、エラストドンティクスなどを行わないといけない。そこまで精密にできているわけではないが問題はない。 側切歯が無くても使用しても大丈夫です。ただのガイドだから。(2~2で測り、そのサイズを使用するが、3、4が合わない場合、バーなどで削り調節しても良いのか?)バーで削ったりはしない。合わない場合はコンポジットなどをつけて調節を行っても良い。
清掃にあたり、熱湯を用いた事によって、表面にベタつきが生じた時、対処・工夫の方法はあるか? この場合、あるいは新しいものに切り替える必要があるか?
この場合は、新しい物に変える方が良い。基本的には毎日水で洗う。 2週間に一回くらいは歯磨き剤できれいにする。もっと丁寧にするのであればモナコのORTHO JUNIORという会社のシリコン清掃用の洗剤を使用する。熱湯での清掃は行わない方が良い。
睡眠時無呼吸症候群と診断された患者に就寝時の使用は可能か?使用にあたり、特別な処置、あるいは工夫は必要か?
*使用することによって鼻で呼吸が出来る。口を前に出して舌を圧排させるからトレーニングとしては良いのでは。
キッドとスタートエボの使い分けの明確な基準は?キッドの突起部分の役割は?
キッドという物は永久歯の第一大臼歯が萌出する前に使用するものです。スタートは出た後に使用するものです。突起部分の役割はリップシールです。
ジェットが10㎜以上は2ステップとあるが、通常のCⅡ選択はジェットが何ミリ以上を基準とするか? あるいはセファロ診断における、どの基準をもって選択するか? それはどの線・角度で、具体的な数値は?
10mm以上は2ステップということです。セファロも関係がありません。オーバージェット10mmが基準になります。
上のの場合、下顎劣成長型のみに使用と限定されるか? だとしたら、上顎過成長型にはどのEF装置を用いるのか?上顎過成長型の場合はEF装置は使用不可か?
どちらが過成長、劣成長ということはないということになります。現状をみて10mmのオーバージェットということになります。上顎過成長はあまりないケースになります。真の意味での上顎前突は5%くらいの例だと思いますが、別のアプローチになると思います。
4才~8才くらい、あるいは12・13才以上などの患者で、ジェットが10㎜以上ある場合、2ステップと同様の装置選択は? 同様とする装置はあくまでも代用としての位置づけで、効果が薄いのか?あるいはこの場合、EF使用不可か?
4~8才は2ステップを使用する。12才以上は、まだわからない。
CⅢの選択基準はセファロ診断のどの基準をもって選択するか? それはどの線・角度で、具体的な数値は?
前突か後退かセファロで確認します。まずクラスⅢを使用します。
TMJの作用機序は具体的に装置のどの部分か?バイトプレートによる、顎関節ロックの解除であるならば、他のEF装置のバイトプレートと具体的に何が違い、どのように効果的なのか?
他のシステムの材料は固い物が使われています。材料の違いが一番おおきい。既存ないろんな物があるが、皆ハードシステムだから咬合平面に働かない。傾斜を治せない。ソフトな素材だと、両関節のうまくいっている関節には働かないで、窮屈な関節の方に働いて、うまくバランスがとれる。それが最大のポイントです。 ジグと同じ様なことをする。上3mm、下3mm余裕がある。一番良いところにいってくれる。それが関節にとっても一番いい場所になるということです。一番良い場所になったときにコンダイルがどれくらい下がるかということも分かってくる。患者が一番楽な場所に到達するということです。
ブレースエボやプロテクトエボで、口腔サイズが合わない患者には、工夫が必要か? その工夫は具体的に何をするか?あるいは使用不可か?
筋肉の余計な力を排除することが大事であるということです。工夫などは必要ありません。
患者に対する説明として使用期間はどのように説明するか? 症例別なのか? 具体的な期間は説明は可能か?
具体的な期間は絶対に言わない。まず最初に使用する物は6か月です。この最初の6か月が大事です。そのときに親にも厳しく協力してもらう。